デジタルツイン世界への挑戦
「デジタルツイン」は、メタバースを利用したビジネスのなかでも、とくに注目を集めています。 デジタルツインとは、IoT(モノのインターネット)技術を駆使して現実世界の膨大な情報を収集し、それをもとに仮想空間(メタバース)に現実世界をそっくり再現する技術を指しています。 すでにデジタルツインの利用はさまざまな産業分野で始まっています。 <医療系> ・患者の人体を遠隔で再現しオペや診療に活用 ・医療機器のリアルタイム情報を生かした遠隔制御 ・病院全体をデジタルツインで再現し医療従事者・医療機器・医療資材のリアルタイムな最適化 ・救急搬送時のルート設計をリアルタイムに最適化 <工場のデジタルツインを構築> ・生産ラインのシミュレーションやロボットのプログラミング等現場のオペレーション改善に活用する自動車メーカー ・配送センターのデジタルツインを構築して倉庫の設計やロボットの制御、荷物導線の最適化に活用する通販事業者 <全国各地の3D都市モデルがオープンデータとして公開> ・交通や人流解析など「都市活動モニタリング」 ・災害リスクを可視化する「防災」 ・新たな都市開発計画に役立てる「まちづくり」 などに活用されています。 当社でもIoT技術を駆使した住宅・建物、車、家電製品、電子機器のUI/UX開発をする際にサイバー空間内にフィジカル空間を再現した環境で開発業務対応が可能な体制作りにお客様と取り組んでいます。 また社会インフラでは、環境エネルギー関連(水素・バイオマス・原子力・風力・水力発電や燃料電池等)施設でもDX化が推進され新規・既存施設のリアルな情報をデジタル上で分析やシミュレーションし業務の効率化、コスト削減を図れるよう日々目指してます。